2年ぶりの仙人池〜黒部渓谷水平道。 先回は雨にたたられてろくに景観もなかったが、今年は天気はどうだろうか? 直前の天気予報は60%/40%と悪い。 しかし秋の空のこと、何とかなるかもしれないという思いで出発。
富山から立山へは一番の電車で出発。 雲ひとつない空にまたまた天気予報の大はずれを予感。 剱岳が迫って来るこの車窓の景色が好きだ。
立山を7:00のケーブルで出発。室堂まではバスを乗り継ぎ約1時間だ。 支度も手早く室堂を出発、雷鳥沢を越えて別山乗越まで、一汗の登り。 10:00過ぎには乗越に到着。 剱岳がすっきりとした姿で出迎えてくれるのがこの場所。
今年の紅葉は少し遅めで、イワイチョウの黄色のみが目立つ立山だった。
ここからは登山者もまばらになる剱沢。 今年は雪渓の量が少なく、ほとんどが夏道を行く。 標高2700mほどの乗越から一気に1000mを下る道は瓦礫や雪渓の上を行く難所だ。 両側のそそりたつ崖からはいつ小型車サイズの岩が落ちてくるかわからないので、用心して進む。 写真のモレーンのあたりから雪渓に立つ。
斜度がだんだんきつくなるので、アイゼンを付けて進む。 雪の上は快適な歩行だが、相変わらず落石には注意。それにどこにスノーブリッジやクレバスがあるかわからないので慎重になる。もしも踏み抜くようなことがあったら10m以上の転落になるので命がけである。
ここは万年雪の場所。支谷からも雪渓が合流している。 日本の風景とは思えないような荒涼とした岩と氷の世界だ。
小窓尾根と渓谷の姿が見えてくるのが仙人山への登りの途中。苦しい登りをこなすと突然こんな景色が現出する。 ここは真砂沢から1時間、二股の登りを半分こなしたあたり。
剱岳、八峰が眼前に迫る。 言葉で言い表せないような迫力の岩峰だ。
仙人池からの八峰の姿。 一昨年には雨とガスで望めなかった展望だ。 ようやく到着した仙人池からの展望。
早朝から夜明けを待つカメラマン達。
仙人谷から、白馬の景観。。。
このコースで本当に大変なのは仙人谷の下り。 瓦礫の中を下っていくのが危険な箇所もあり緊張の連続。しかしそれも長く続かず、やがて水平道の絶壁の道へと変わる。
2日間で20時間の山歩きは長いが充実感そのもの。 最後の祖母谷温泉も魅力的な秘湯、長旅の疲れを癒すのには最適。 今年の夏山もそろそろ終了か・・・
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